利用者の方に、就職させたいんだ、 自分が支援したいんだと思われる方、ぜひ一緒に就労支援を行っていきましょう。ジニアでお待ちしております！

まず会社について、設立から今までどのようなことに取り組んでこられて、会社をここまで成長させてきたのか、 設立の経緯や、仕事内容をお聞かせください。

まず、ジニアは就労移行支援と就労継続支援B型という2つの事業を行っている多機能型の事業所になっています。なぜ2つの事業を同じ場所でやっているかというと、元々我々、就労移行だけをやっていたのですが、就労移行だと2年間という制限があるんですね。利用できる時間っていうのが決まっていて、その中で就労していくっていうところに導いていかなければいけないのですが、やはり2年間だとどうしても時間が足りなくて就職までたどり着けないっていう方も中にはいらっしゃいました。
なので、我々としては、その前段階として、利用期間の制限がないB型事業所を一緒に併設することにしました。 心身障害をお持ちの方の就職、就労支援で心とか体を整える段階をB型事業所で行って、そこからしっかりと土台が築き上げたところから実際に就労を目指していくという2段階の就労支援を考えていくというのが経緯になります。
その中で、やっぱりただ就職をしようとしても、なかなか自分に合っている仕事を見つけにくかったり、あと障害をお持ちの方の就職の平均年収はやっぱり非常に低いのですね。
なので、ジニアではそういった今の世の中のところから1つ頭出るような形で、 自分の人生を豊かにしてもらいたいなと思っています。利用者さんに専門性を身につけていただいて、自分に合っているような専門の仕事についていただくことで、しっかりと生活ができるような、お給料をもらえる仕事に就いていただき、かつ、長く働いていただけるような形で支援をおこなっているのがジニアになります。

専門の仕事というのは、具体的にはどういった仕事の職種を身につけてもらうようにしてらっしゃいますか？

ジニアでは大きく2つ専門のコースを用意しています。
1つがIT系に特化した専門職です。ITエンジニアやWEBデザイナーといったところになります。
今現在で、堺市でそういったプログラミングを教えているような就労移行支援っていうのがない状態なので、ジニアは堺市初のIT系のプログラミングが学べる就労移行支援施設ということになります。
もう1つは、福祉、介護、医療というような職種です。
こちらはやっぱり我々がこういう障害福祉サービスの分野にいるので、身近に我々の仕事を見ていただいて 福祉、介護、医療の方に進んでいただくというような流れが多いです。ジニアでは以上の2つの専門性を持った職種を設けています。

介護は、実際に資格を取られたりするようなところまでなのか、それともその手前のいわゆる介護スタッフ的なところまでなのか、 実際はどの辺りまで支援をされているのでしょうか？

介護のところですと、福祉もそうですけれども、やはり資格が非常に重要な位置付けを占めます。
なので、ジニアとしては、もちろん経験年数が必要な資格というのもあるんですけども、経験人数が少なくても、もしくはなくても取得できるような資格に対しては、資格補助という形で、資格の受講料だとか勉強する費用というのを一部ジニアの方で負担させていただいています。
そのような形で、資格を取得しやすいような環境というのを整えています。

会社を設立されてからどういった理念、 ビジョンを持って経営されてこられましたか？

まず、ジニアのミッションですけれども、 我々は、障害をお持ちの方で、かつ就職したいと願っていて、その1歩を踏み出せるような方を「チャレンジド」と呼ばせていただいているんですけれども、そのチャレンジドと一緒にそのキャリアビジョンを共創する、一緒に考えることで作り上げていく。 そしてディーセントワーク、つまり生活するのに十分な収入を得られる仕事をディーセントワークと呼んでいるのですが、「就労を支援する」これが我々ジニアのミッションになります。次にビジョンについてですが、我々は3年後に南大阪でナンバーワンの就労支援事業所になります。何についてナンバーワンなのかっていうと、1つが利用者数です。2つ目としては、就職していく方の年収です。 そして3つ目としては、就職された方の就労期間です。
この3つにおいて、我々は「3年後に南大阪の事業所でナンバーワンの就労支援事業所になる。」 これが我々ジニアのビジョンになります。

従業員について聞かせていただきたいのですが、 経営するにあたり、人をどのように考えておられますか？

僕1人では何も成し得ることができないと思っています。そして、障害福祉というのは様々な方向からの支援というのが必要になっていて、様々なバックグラウンドをお持ちの方々がこのジニアの支援に携わることによって、いろんな角度からその利用者さんを支援することができていく。これがジニアの人材だと思っています。

従業員との接し方について、 どのように接しようとしているのか、その辺りのお話をお聞かせください。

私は、基本的には大きな目標のところだけを伝えさせていただいて、進め方については各スタッフにお任せをしている形で進めています。ですので、もし自分がこういう風に進めたいんだとか、こういう風にやっていった方がいいんじゃないかや、こういうことにチャレンジしてみたいという方は、非常に働きやすい環境なんじゃないのかなと思っています。

実際どういった人にジニアに来てほしいと思われますか？

まず1つ目に責任感ですね。
自分の与えられた仕事に対してうまくいかなくても私は全然いいと思います。 ただ、目の前の課題に対して全力で取り組んでもらえる方にジニアには来てもらいたいなと思っています。そして、その全力で取り組むということを毎日実践していただきたいなと思います。なので、ジニアでは仕事の時間に入る前に、今日1日自分ができる最高の仕事を実践していこう、やっていこうというところを誠実に思ってほしいという風に考えていますので、そういうところを実践いただける方はジニアにお越しいただければ嬉しいなと思っています。

最後に転職希望者の方へ一言お願いします。

ジニアは、本気で就職したいと願っている方の就労支援を行う事業所です。なので、利用者の方に、就職させたいんだ、 自分が支援したいんだと思われる方、ぜひ一緒に就労支援を行っていきましょう。ジニアでお待ちしております！

現在の仕事内容を教えてもらえますか？

在宅の訓練をされている利用者さんに対して、利用者さんが何をしているかとか、 課題の中でつまずいているところを確認して、一緒に解決していけるようにサポートさせていただいています。

在宅の訓練っていうのは、具体的にどういった内容ですか？

1人の方を例に出させていただくと、 動画編集を学習されている方がいらっしゃいまして、基本的には自宅でプレミアというアドビの動画編集ソフトを学習されている方のサポートをしています。

そのサポートはオンラインでされていますか？

オンラインです。自宅でご自身のパソコンか、ジニアから貸し出したパソコンを使っていただいて、テキストを見ながらインターネットの動画や、ユーチューブ動画見ていただき、ＩＴ周りの 仕事のスキルを身につける支援を行っております。

直接お会いになってやり取りする形ではないということですか？

メールや、電話でやり取りをしています。

どれくらいの割合の方が在宅で訓練されているのですか？

どれくらいの割合の方が在宅で訓練されているのですか？

1日のお仕事の流れを時間軸に沿って教えていただけますか。

朝の8時に出勤し、午前のプログラムは10時15分から12時で終わり、午後のプログラムは13時から14時45分になります。
その後の15時半から17時半は、各利用者さんの課題や問題について情報共有をしています。 問題解決に向けて共有をし、職員で色々考えていく時間になります。そして17時半に終了になります。基本的には、午前は就労以降でのプログラムの サポートに入っているという形になります。その間に在宅の方の 連絡のやり取りなどをしています。午後からは大体、個別訓練かＩＴ関係のプログラムがある時は、ＩＴ関連のプログラムのサポートに入ります。

個別訓練というのは具体的にどのようなことをされるのですか？

午前のプログラムは、大体皆さんが受けるものでこれから社会で働く上で必要なソーシャルスキルがメインになるのですが、 個別訓練というのは、ＩＴ関連の動画編集やウェブデザインのhtmlの学習とか、あとはイラストレーターや、利用者さんがやりたいことをやる時間、訓練になります。

お仕事をしていく上でやりがい、もしくはまたは厳しさ はどういったところにあると感じていますか。

やりがいとしましては、利用者さんの成長が見られた時が1番 やりがいを感じます。動画編集であれば、 最初はあまりできなかったところから、いろんなエフェクト等が使えるようになって、動画編集の技術の向上や、編集の時間を効率よく練習できるようになってきていることが見えた時はとても感動します。
それと同時に、利用者さんが成長していけるように、課題を設定するところで、利用者さんにそれぞれ合った課題を導き、どのようにサポートしていくか考えなければいけないというところが難しいなと感じました。

ジニアで働くにあたってどんな人が向いていると思われますか。

誰かの応援をしたいという方や、働きたいと思っている方の課題や悩みを一緒に解決して、 しっかりと社会生活を送れるように支援していきたいという気持ちがある人が向いていると思います。

ジニアに入社されてからどれぐらいの期間になりますか。

ちょうど1年くらいです。

大体入社して半年ぐらいだった時の仕事内容はどんな感じでしたか。

基本的に現在している業務と変わらず、プログラムのサポートに入るのと、利用者さんの観察と記録がメインの仕事になります。

仕事をしている中で印象に残っているエピソードを教えてもらえますか。

本当に最初は利用者さんとの関わり方が分からなかったのですが、 少しずつ利用者さんとも関わっていく中で、先ほどちょっとお話させてもらいただいた動画編集をメインにされている方が、動画編集技術がかなり向上して、今ではアフターエフェクという、動画編集の中でもかなり難しいスキルを使いこなせるようになっていき、完成した動画見せてもらった時には本当にすごいなと感じました。

前職から今の職場に転職された理由を教えてもらえますか。

僕は元々 障害を持っていて、ジニアをそもそも利用しておりました。そこから 杉野さんにお声がけいただいて、そのまま働く形になりました。

ジニアを利用していた頃はどのようなスキルを学ばれていましたか？

簿記の資格の勉強していました。

なぜここの会社を選ばれましたか？

元々病気の特性上、環境の変化に弱いというのがあったので、 知っているところで働けると少し安心感があるというのと、 資格としては僕が行政書士の資格持っていまして、行政手続きの関係のお仕事をやってみたいなという思いがあり、入社を決めました。

入社前に 不安だったことがあったと思いますが、具体的にどういったところが不安でしたか。

僕の場合、病気の特性上体調の崩れとかがあるので、長く働き続けることが できるかっていうところが1番の不安でしたが、実際に働いてみてから割と働く前より元気になったなという感じはしています。

ジニアで 働いていて気に入っているところあれば教えてもらえますか。

職員の方も皆さん優しいですし、職員1人1人が利用者さんのことを考えながらサポートされているところや、利用者さん1人1人の病気の内容も違う中でその人にあった支援内容とか考えておられるので 、そういうところがとてもジニアのいいところだなと感じています。

今後の目標をお聞かせいただけますか。

僕個人としては、直接的なサポートというのは正直あんまり得意なところではないので、 行政手続き関係を専門に特化してやっていけたらなと思っています。

最後に転職希望者の方へメッセージをお願いします。

ジニアでは、利用者さんのことを、大切に思っている職員の方がたくさんいます。
また、雰囲気が明るいのでとても働きやすいと思います。
一緒に頑張っていけたらなと思います。よろしくお願いします。